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リピーティング=繰り返しがなぜ、劇的な効果をあげるのか?

語学・言語学習の要は、「反復・リピーティング」にあります。
ここでは、リピーティング=口で聞こえた言葉を反復すること、とします。

あなたは、語学学習をする際に、読解から勉強を始めますか?

それは、ちょっとだけ、申し訳ないんですが、効率が悪いんです。
しかも、高いレベルの語学力を得ようとする場合、弊害が多い学習でもあります。

なぜでしょうか?

それは、外国語には日本語にない発音が沢山あるからです。
外国語は、日本語では本来、発音ができないんです。(もちろん一部発音できるものもあります。)
発音できないものを無理やり発音する、これが、カタカナ式の読解になります。
無理やり発音しているということは、本来の発音になるべく「近い(と思われる)」
日本語表記を当てはめているに過ぎません。
「似てはいるが、非なるもの」を学ぼうとすること。
これが読解の最大の弊害となります。

こんな例を見たことはありませんか?

年配の商社マンが英語を自在に操っている。すごい!!
でも、アクセントが日本語丸出し!!ただ、語学をしっかり操っていることは確かなようだ・・・。

私はこれを否定しません。彼はビジネスマンとしての「役割」をこなしているわけです。
ただ、彼の英語が流暢に、きれいになることは、「今生には」ありえないのです。
一度誤った発音を身に付け、それを繰り返すと、「クセ」がついてしまうからです。
それも個性??そうです。そう、個性なんです。

でも、私はSPY式学習法をしっかりお伝えしたい。
SPYにアクセントなんて、考えられますか?SPYはアクセントがあったら、殺されるかも知れません。
ですから、しっかりと、正しい発音を身に付けてくださいね!

続きはこちら!!

はい、ちょっと前置きが長くなりました。

ずばり、私が提唱する学習法、正しい発音を体に落とし込む学習法は、

・リピーティング=口で反復すること

です。
私は、意味がわかろうがわかるまいが、聞こえた通りに口を動かし、反復する、
という学習が癖になっています。

以前、スピーチ=モノローグを暗記する学習法をお伝えしましたね。

美しい発音、表現を意味がわからずとも、感情移入しなりきって反復するのです。

次第に、その国の言語を発音する「口の筋肉」が鍛えられてきます。
たとえるなら、正しいジャブの打ち方を教わり、何度も何度も練習するうちに、
キレのあるジャブが無意識のうちに打てるようになる、そんなイメージです。

そう、「語学を使いこなす」ことは、限りなく芸事に似ています。
正しい方の反復学習、これが、SPY式学習法の真骨頂のひとつです。

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