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自分の表現したいシーンを想定するとは?

自分の表現したいシーンを想定すること、これが言語・語学学習では
非常に重要です。

例えば、あなたがビジネスマンだとします。

明日、会社で海外の支社に電話をしなくてはいけません。

さあ、どうしますか?

簡単です。会話集から、想定される会話表現を引っ張ってくるのです。
それを覚えます。ロシア語でも、英語でも、韓国語でも、やることは
変わりません。

その会話表現は、できれば音声付の教材から拾ってくることを
お薦めします。正しい音声・発音を練習したいからです。

拾ってきた会話表現のパターンを、最低5回は繰り返し音読してください。
そして、テキストから目を離して、もう一度繰り返します。

さあ、あなたはいよいよ、本当に電話をかけることになりました。
ぎこちない会話が始まり、冷や汗たらたら・・・。
でも、なんとか、相手に伝わったし、電話を終えられました!

そうです。結果はどうでもいいのです。
自分で言いたくてもいえなかった表現、想定していなかった切り返しの表現、
うまく言えた表現、これらをノートにまとめてください。

これが、自分の中の言語マニュアルになるのです。
あなたは、ひとつのシーンで使える表現=生きた表現を覚えたことになります。

つまるところ、語学マスターと呼ばれる人たちは、このような細かい蓄積を
無数にしかも早く、ねちっこく繰り返した人たちにほかなりません。
そのノートをことあるごとに復習したり、ページをめくるのが半ば、『癖』になって
しまっているんです。

・シーンを想定して、表現を組み立て暗記する。それを使い、改善点をメモしていく。

これが、SPY式語学学習法のひとつです。オーソドックスですが、少数の人しか
実行していない、『語学学習の秘訣』です。

ぜひ、マスターしてくださいね!

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